top of page
迷夢の階段

─ 世界13ヶ国30の映画祭で選出 ─

TRAILER
INTRODUCTION
迷夢の階段

INTRODUCTION

家の中のみで進行するワンシチュエーションホラー

ほぼリビングと玄関という限られた空間のみでストーリーが進行し、登場人物たちの会話には多くの伏線が張り巡らされており、それに伴って繊細な表情の変化が見られます。この作品は、日常生活の延長線上にある恐怖と違和感を巧みに表現していて登場人物たちの細かい仕草や表情から、徐々に増していく恐怖感を感じ取ることができるでしょう。映画全体を通して緊張感が絶えず持続する中で、リアルな恐怖体験が提供されます。日常の中に潜む異常さを描き出し、限られた空間の中で展開されるこの物語は観る者に深い印象を残すことでしょう。

迷夢の階段
迷夢の階段

STORY

最後の3分で明かされる
違和感の正体とは

都内近郊の閑静な街に住む畑中雄二と妻の麻衣。子供は居ないが、二人は慎ましくも幸せな日々を送っていた。ある日、リビングでくつろぎながら会話をしていたところ、雄二の後輩である三宅夫妻が訪問してくる。最初は和やかな雰囲気だったが、次第に雄二の言動に対して強い違和感を覚えるようになる。その違和感は徐々に深まっていき、やがて異様な雰囲気に気づき始め緊張感を増していく。そして、最後の3分間で明かされるその違和感の正体とは。雄二の言動に隠された衝撃の真実が明かされる

STORY
CAST&STAFF

CAST&STAFF

岩田義之

畑中雄二 / 岩田義之

篠田樹子

畑中麻衣 / 篠田樹子

麻宮竜太

三宅健吾 / 麻宮竜太

安道理恵

三宅紗緒理 / 安道理恵

迷夢の階段
迷夢の階段

脚本/監督/撮影/編集/VFX:衣笠剛司  録音助手:佐野璃苑 協力:佐野舞花・Incast

製作プロダクション:FIND MIX FILMS 株式会社Find Mix

COMMENT

COMMENT

平凡な家庭の光景が次第に不穏な空気に包まれていく展開は目が離せない。無機質なセットデザインと要所で響く不穏な音響が緊張感を一層引き立てている。しかし、真に見どころとなるのは4人の優れたキャストによる演技だ。突然の間や微妙な表情、張り詰めた会話が物語に深みを与えている。物語の中心にいるのは、岩田義之が演じる畑中雄二である。彼の演技はどこかノーマン・ベイツを彷彿とさせる。雄二はぎこちない礼儀正しさとともに問題を指摘されてもすぐに否定し何事もないかのように笑い飛ばす。その穏やかな態度の裏にはいつ何かが起こるか分からない緊張感が漂っており物語を通して観客の心を捉え続けるキャラクターである。

TABLOID WITCH AWARD(Thomas M. Sipos)

bottom of page